バイク乗りの中で、「このマフラー音が・・・。」という会話を聞くことがあると思います。
私もバイク乗りなので「マフラーの音」は楽しみの一つです。
しかし、バイクを乗らない人にとっては「ただの騒音」でしかありません。
たしかに生活レベルで言うと「不快」レベルの騒音です。
嫌な顔をされても当然です。
私はバイク乗りとして周りへの配慮は大切だと考えています。
バイクのマフラー音もその一つです。
バイクのマフラー音がうるさく感じる場合、その原因と対処方法を考えることが重要です。
うるさく感じる音量は、周囲の環境や法律に影響されることがあります。
今回は、マフラー音の音量を抑える方法について紹介します。
バイクのマフラー音か大きかったら違法?
バイクのマフラー音は、規定より大きかったら場合は「整備不良」となり、違反点数2点、罰金6000円(原付5000円)となります。
さらに空ぶかしによって騒音の発生をさせた場合は、「騒音運転等」の違反となり、違反点数2点、罰金6000円(原付5000円)となります。
また、不正改造したバイクは「不正改造車」ステッカーが貼られ、15日以内に検査を受ける整備命令が出されることになります。
命令を無視し続けた場合には50万円以下の罰金が科せられるほか、不正改造を行った作業者には、6ヵ月以内の懲役もしくは30万円以内の罰金が科せられることになります。
マフラー音の基準は?
マフラー音の測定は「近接騒音測定」とよばれる方法で測定されます。
近接騒音測定とは、測定器をマフラー端から後方45度の同じ高さで50cm離れた位置に設置し、バイクの最高出力が5000回転を超える場合には半分の回転数にして測定します。
最高出力が5000回転以下のバイクでは75%の回転数にして測定します。
音量の基準は50cc以下の原付一種が「79dB」、125cc以下の原付二種は「85dB」、250cc以上は「89dB」を超えないこととされています。
ちなみに、70dBでセミの鳴き声、掃除機の音、80dBがパチンコ店内、90dBがカラオケ店の室内ほどの大きさと言われています。
60dBを超えると不快に思うレベルと言われています。
となると基準内である80dBのマフラー音のバイクでもうるさく感じてしまい、不快感を与えてしまいます。
マフラー音を小さくする方法
基準内でも騒音レベルであるマフラー音ですが、近所の人を考えれば少しでも音を小さくしたいですよね。
それでは、おすすめのマフラー音を小さくする方法を紹介します。
インナーバッフルを取り付ける
今ついているマフラーの内径を測って、それに合わせたインナーバッフルを取り付けましょう。
マフラーの種類にもよりますが、小さくなったと体感できるものが多いです。
また、見た目もスマートです。
バイクを乗らない人にとってバイクは嫌われやすい乗り物です。
それもそのはず、バイクからは生活レベルで言うと「不快」レベルの音が発せられています。
バイク乗りとしてもそこは配慮しなくてはいけません。
「基準内だからOK」ではなく、迷惑にならないようにすることが大切です。
マフラーの音からの騒音は小さくすることができます。
周りへの配慮を忘れずにバイクライフを楽しみましょう!
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